店 名
昇龍厨房 四海楼
中華料理
月曜日(水曜日と日曜日は夜営業休み)
定休日
昼11:00~14:30
夜17:30~20:00(L.O19:30)
営業時間
お店からの一言
海老チリラーメン、醤爆麺(ジャンバオメン)など様々な種類の本格ラーメンが楽しめます。
大人気の「幻の熟成餃子」は必食!
本記事は2020年8月に作成されたインタビュー記事です。
本格中華の大人気店
店内に入ると、すぐに餃子工房が目に入る。震災前から続く大人気メニュー「幻の熟成餃子」は、ひとつひとつ手作りで、あまりの人気からすぐに売り切れとなってしまうことも多く、幻と呼ばれるようになったそうだ。
カウンター席とテーブル席、店舗の奥には小上がり席がある。最大で40人程度は入れるので、宴会にも利用できる。円卓があり、紹興酒が並んでいる姿を見るだけで期待に胸が膨らむ。出来る限りお腹を空かせてから訪れよう。本格中華とラーメン、そして餃子。美味しいメニューの数々が、あなたを待っている。
四海楼の歴史は、今から40年ほど前に遡る。初代はもともと仙台に住んでおり、中国の方に弟子入りして修行を積んだ。その後陸前高田に移り住みオープンしたのだが、当時は中華専門ではなく、チキンライス等もメニューに並んでいたという。震災直前にはメニューもだいぶ絞られてきて、他店とも差別化するために中華料理専門店として現在は営業している。
東日本大震災後、その年の11月には国道45号沿いに仮設店舗で再開させた。ランチが食べられるお店も少なかったこともあってか、メニューを少し縮小したにも関わらず昼時の忙しさは凄まじいものがあった。
2019年4月に本設店舗をオープンした四海楼。人気メニューは、醤爆麺(ジャンバオメン)と幻の熟成餃子。醤爆麺は、実はまかない飯だったそうだ。
「友人とお酒を飲んでいて、翌日その友人が二日酔いになったんですよ。夕方になってようやく良くなってきたので、そのときにあった食材でつくったことが醤爆麺誕生のキッカケでした。これを食べたら、絶対メニューに入れた方がいいということになりました。最初の名前は豚肉キャベツ甘辛旨煮和え麺という長い名前でした」
その名の通り、甘辛の味付けが食欲を増進させる。
店舗入り口近くにある餃子工房で全て手作りしている餃子もオススメだ。震災前から大人気で、すぐになくなってしまうことから「幻の餃子」と名付けられた。本設店舗の開店とともに復活を遂げたメニューだ。一度行っただけでは、その全てを味わうことは到底叶わない。何度か通う必要がありそうだ。