店 名
陸前高田市観光物産協会
観光窓口
年末年始
定休日
8:30~17:30
営業時間
お店からの一言
陸前高田市の観光や物産に関してご案内しております。またここは、世界的建築家の隈研吾氏が設計した建物です。見学や休憩等にお立ち寄りください。
本記事は2021年5月に作成されたインタビュー記事です。
地域資源を掘り起こし、発信する
JR陸前高田駅の近くに、特徴的な木造の建物がある。建築家の隈研吾氏が設計した「陸前高田アムウェイハウスまちの縁側」だ。
その一角に、陸前高田市観光物産協会が入っている。観光物産協会はその名の通り、陸前高田の観光情報が集まっている場所だ。今回は、事務局長の桒久保さんにお話を伺った。
観光物産協会の理念は、観光を通じて関わる人を幸せにし、持続可能なまちづくりに寄与することだそうだ。観光に来た人たちに価値を提供し、その対価として地域で消費してもらうことで地域経済の活性化を目指しているのである。
主な事業の内容としては、観光誘客。陸前高田がどういう場所なのか、どういうことが楽しめるのか。より多くの人に来てもらうために、まちの情報発信をするという重要な役割を果たしている。パンフレットなど、直接手にできる紙ものに加え、最近ではWEBでの情報発信にも力を入れている。
立ち上げたYoutubeチャンネル「陸前高田市観光チャンネル」では、動画でこそ伝えられる陸前高田の魅力を全国に発信している。また、主要となる駅の近くに事業所があるため、観光客と対面で観光案内をするのも大切な業務のひとつだ。それに加えて、これから来る観光客の問い合わせ対応なども行っているそうだ。
「もともとこの陸前高田にある自然や、それをもとにした農作物、海産物がありますよね。さらに、それを加工している事業者もいます。そういった方々を紹介することは、地域資源を掘り起こすことにつながります。掘り起こしたものを、埋もれないように発信することが私たちの仕事です。地域資源を発掘して資産にすること、それが陸前高田市民全員の財産になる。そこを目指しています。」
時代の流れに合わせてより良い情報発信の形を考え、全国の人たちに情報が届くように勢力的に取り組んでいる。最近だと、高田松原復興祈念公園のパークガイド育成に尽力してきた。パークガイドをお願いすると、現在一般には入ることができない震災遺構に入って見学することができるようになるそうだ。
観光物産協会は、陸前高田市の情報が一挙に集まる場所なので観光に訪れた際は1番最初に訪れたい。笑顔のスタッフたちが、皆さんがくるのを待っている。